プロのブックライターに必要な「発想力」とは

ブックライター

私の考えるプロのブックライターに必要なスキルは以下になります。

1.文章力
2.聞く力
3.読者目線
4.構成力
5.タイムマネジメント力
6.粘り強さ
7.発想力
8.情報収集力
9.胆力
10.真面目さ

前回は「6.粘り強さ」について説明しました。
https://iehikaku.com/archives/967

今回は「7.発想力」について書きます。

「7.発想力」
ブックライティングの取材は、目次案に沿って行います。
目次案は私が作成することもあれば、事前に編集者にご用意していただくこともありますが、
どちらにしても目次案は本の設計図。
本に盛り込むべき内容がすべて分かりやすい順番で記載されています。

しかし、いざ取材を開始すると、設計図どおりに進行しないことが多々あります。
そのおもな原因は、
「このテーマは画期的だ!」
「このテーマは〇〇の役に立つ!」
と感じるものの、
「内容がシンプル過ぎて本にならない……」
ということです。

取材中はずっと頭の中で原稿を書いています。
ですから、
「このままでは3分の1(70ページ)程度の本になってしまう」
といったことが途中で分かるものです。

また、ボリューム的に問題はなさそうでも、
事例やエビデンスが少なくて説得力が足りない、
といったこともあります。

そのようなときにブックライターに求められるのが、
発想力
です。

発想力といっても、毎回0から読者が喰いつくような企画や構成を生み出すわけではありません。
むしろ私は0から生み出すのは苦手です。
それでも説得力を伴った数万文字以上の本を書いてきました。

その理由は、テーマに関連するネタを思いつく力や、
テーマに説得力を与えるネタを思いつく力を鍛えてきたからだと思います。

鍛える方法は、とにかく自分を追い込むこと。
「取材時間があと30分しかない。でも何か足りない!」
と必死になれば、毎回何かしら閃くものです。

「1週間ぐらい前の新聞に関連するネタがあった。このテーマとの違いは?」
「以前に書いた本で似たエピソードがあった。今回との違いは?」
「なにがきっかけでこの著者は、その決断に至ったのだろう?」
「その成功のために著者は何回失敗を繰り返したのだろう?」
「あの公式データについて著者はどう思っているのだろう?」
「そのときこの著者はどう感じたのだろう?」
「顧客の感想も聞きたい」

と、どんどん聞きたいことを思いつきます。

このスキルは、知的好奇心と何よりブックライティング50冊以上という経験がモノを言います。
また、
「著者も気づいていないアピールポイントを聞き出す」
という意味ではコーチング資格を取得していることも役立っているはずです。

まとめると私の考えるプロのブックライターの「発想力」とは以下になります。

・テーマに関連するネタ(テーマが必要とされる社会的背景など)を思いつく力
・テーマに説得力を与えるネタ(テーマの必要性を示すデータなど)を思いつく力

次回はプロのブックライターに必要な「情報収集力」↓について書きたいと思います。
https://iehikaku.com/archives/993

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