値引き交渉をするなら今がチャンス!
どこの市場にもスケールメリットというものが存在する。
私がカー雑誌の広告営業をしているときもコイツに散々振り回された。
10ページ出稿する会社が1ページ出稿する会社よりも広告料が安いのは当たり前。
クライアントからネチネチ責められ、会社に持ち帰り上司と相談。
「2ページサービスで値引きは一切なし!」
という戦術で翌日上司と商談に向かうと、3分で半額にする話が勝手にまとまってしまい、
「オレの営業成績をたった3分で下げるな!」
と心で絶叫したことが何度あったことか・・・・・・。
とにかく大きな会社というものは、
同じ品物を安く仕入れることができ、
また同じ価格ならより高品質なものを提供できるのだ。
これはハウスメーカーでも同じことがいえる。
たとえば同じシステムキッチンでも大手と中小では圧倒的に仕入れ値が違うはずだ。
だからといって住宅の選択要因は部材の品質だけじゃなく、
趣味や思想、設計力といった会社の大小に関係ない部分も大きいのだけれど。
そこであくまで参考に、ということで、
今年も大手ハウスメーカー販売戸数ランキングを発表します!
エス・バイ・エル(「ヤマダ」が抜けてました。訂正します)以外はすべて前年比ダウン。
これは消費税増税の反動減がおもな理由。
ところが実は営業利益はアップしている会社もある。
これは相続税の増税によってアパートなど賃貸住宅の販売が伸びたことが大きい。
増税に関してはこちらで確認を↓
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宅地などの相続税を軽減する特例とは?【ホームアドパーク】
これからは相続税を納めるために、親が遺した家を売らなければならないケースが増えてしまいそうです。ただし、すべての人の負担が増えるとは限りません。なぜなら「小規模宅地等の特例」の内容も変更されたからです。さてその内容とは?
したがってやはり注文住宅に関しては、
どこのメーカーも苦戦しているのだ。
そこで現在、値引き競争が激化しているという。
つまり値引き交渉をして良い条件を引き出すには、
今がチャンスということ。
どこの会社でも
「普段はあり得ないけど、売らないよりはマシな価格」
という価格がある。
営業担当は、
涙目で嫌がるだろうが、
この交渉によって百万円単位の差が出る。
ここは心を鬼にして、その「売らないよりはマシな価格」を目指して相見積もりを仕掛けるべきだろう。
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