300万円かけて自腹で直しますか!?
台風による東急ホームズ雨漏り話のつづきです。
ことの発端はこちら⇒https://iehikaku.com/article/378354578.html
おさらいすると、
1.強烈台風のせいでサッシとサッシの隙間から大量の雨水が侵入
2.バルコニーが排水口が落ち葉などで詰まったことでプール状態に
3.バルコニーにたまった雨水があふれ2階の室内に侵入
4.2階の水がエアコンのダクトや電気の配線を伝わり1階へ侵入
5.なぜか庭に張り出す1階サンルームの天井、つまり上のバルコニーとのつなぎ目から茶色の水が浸入
オーナーは、
「1階の雨漏りは、保証外とされるバルコニーの排水口詰まりだけが原因じゃない。
保証が適用されるバルコニーと建物本体とのつなぎ目に問題があるはずだ」
と考えたが、メーカーは、
「絶対排水口の詰まりだけが原因」
と言い切る。
オーナーとしては火災保険で修繕費用を全額負担してもらえるため、
そのままズルズルと・・・・・・。
という状況でした。
さて、そこでいよいよ修繕費用の見積もりが提出された。
その金額は!?
約330万円!!!
工事費用のおもな項目は次になる。
・仮設および解体工事⇒約74万円
・1階リビング修復⇒約63万円
・1階サンルーム修復⇒約50万円
・ルーフバルコニー床修復⇒約36万円
仮設および解体工事とは
1階の天井や壁の解体、2階の床合板剥がしなど。
1階リビング修復とは
天井の石膏ボード貼りや天井、壁のクロス貼りなど。
1階サンルーム修復とは
壁の石膏ボード貼りや床のタイル貼りなど。
ルーフバルコニー床修復とは
床合板張りやFRP防水塗布、オーバーフロー管交換など。
明細書の内容を一つひとつ見ていくと、
「仕方ないかなぁ」
と思う。
工事個所には詳細な図面の添付もあり、
「ここをこう修繕するのね」
ということもわかる。
だが普通、一発の台風直撃で300万円の出費を想像するだろうか?
しかもハウスメーカーは、
「バルコニーの施工に問題はなかった」
といっているにもかかわらず、なんで
ルーフバルコニー床修復をするんだろう??
今回は自腹じゃないから、ゴネることなくそのまま直すらしい。
しかし、
大手ハウスメーカーで家を建てるメリットってなんだろう??
と考えさせられる出来事でした。
同時に大手メーカーだろうが、近所の工務店だろうが、
家を建てる際は、
1.窓にシャッターを付ける
2.ルーフバルコニー(下に居室があるバルコニー)はダメ
3.凸凹のある間取りはダメ
と、いう基本中の基本をあらためて思い知らされました。
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