外壁塗装は30年間塗り替えの必要なし!
積水ハウスが2014年3月より鉄骨2階建住宅の工法を統一した。
すべてのモデルが2010年発売の「ビーサイエ」から採用された「NewBシステム」になるのだ。
*「ビーサイエ」に関してはこちら↓
http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2010-10-01
同時に従来3シリーズ10モデルだった商品を2シリーズに再編し、
約400万点あった部材を約250万点に集約する。
このことで生産・設計・施工効率の改善も目指す。
おもな変更点は以下になる。
1.工法を「NewBシステム」に統一
2010年から採用が始まった構造躯体の強度、断熱性能ともにアップした工法に統一する
2.「ハイブリッドシーカス」の導入
耐力壁と制震壁を重ねることができる「ハイブリッドシーカス」が搭載可能に。
耐力性と制震性を保ちつつ大開口を設けることができるので、
狭小地でも採光の確保がしやすくなる
3.30年間メンテナンスフリーの外壁塗装
外壁塗装はセルフクリーニング機能を持ちつつ、
30年間メンテナンスフリーの「タフクリア 30」に統一。
4.アルゴンガス入り複層ガラスを標準化
一般的な空気層の複層ガラスに比べ、
アルゴンガス入りの複層ガラスは、断熱性能が約20%アップする。
5.室内の化学物質濃度が低い「エアキス仕様」
厚生労働省は、住宅内のホルムアルデヒドなど5つの化学物質濃度の指針値を定めている。
「エアキス仕様」は、その指針値の2分の1以下になる仕様だ。
なるほどいいことばかり。
特に30年間メンテナンスフリーの外壁塗装はうらやましい。
なぜなら我が築10年の積水ハウスの外壁は、
セルフクリーニング機能がないので、
1年に1回高圧洗浄機で掃除をしないとこの状態↓。
だが、一つひとつの変更点を見ていくと、
どれも上級グレードに標準装備だったものばかりで、
目新しいものはない。
積水ハウスは、相変わらず小さな変更点を複数集めて商品化するのが上手い。
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