まるで絵画を描くような手作業
灼熱のバーベキューの炭をぶちまけてしまったフローリング床の階段。
![1.jpg](https://iehikaku.com/wp/wp-content/uploads/2022/02/1-5e632.jpg)
![3.jpg](https://iehikaku.com/wp/wp-content/uploads/2022/02/3-a4686.jpg)
![2.jpg](https://iehikaku.com/wp/wp-content/uploads/2022/02/2-07ec9.jpg)
職人さんはこの焦げ跡の一つひとつを手作業でリペアしていくという。
では、その過程を見てみよう。
では、その過程を見てみよう。
![4.jpg](https://iehikaku.com/wp/wp-content/uploads/2022/02/4-2b62c.jpg)
①まずは、すべての焦げ跡の表面をヤスリで削って滑らかにする。
![5.jpg](https://iehikaku.com/wp/wp-content/uploads/2022/02/5-fbc75.jpeg)
②さらに彫刻刀で焦げ跡を掘る。
![6.jpg](https://iehikaku.com/wp/wp-content/uploads/2022/02/6-9e5ff.jpg)
↑彫り終った状態
③似たような色の樹脂で焦げ跡を埋める。
![8.jpg](https://iehikaku.com/wp/wp-content/uploads/2022/02/8-53cb7.jpg)
↑樹脂で埋めた状態。まだかなり違和感がある。
![9.jpg](https://iehikaku.com/wp/wp-content/uploads/2022/02/9-d651d.jpg)
④特に大きい焦げ跡はさらにパテを塗る。
⑤最後に水彩画の筆やパレットを使用して繊細な木目を描く。
この作業は「企業秘密なので」と撮影NGだった。
そして仕上がった状態がこれ↓
![11.jpg](https://iehikaku.com/wp/wp-content/uploads/2022/02/11-4d8d3.jpg)
残念ながら完璧とは言い難い。
よく見れば「輪染みがある?」と思えるような跡が残った。
しかし、これが限界だろう。
その証拠にこの職人さんは大人気で、作業開始まで1カ月待ちだった。
しかもその職人さんが8時間(階段3段分)もかけてくれたのだ。
納得しよう。
そもそも家の中で燃え盛る炭をぶちまけた自分が悪い。
なのでその反省から今回のリペア代にプラスして火消しつぼも自腹で買いました
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