2012年度ハウスメーカー平均年収ランキング

ハウスメーカー

年収と顧客満足度は比例する!?
以前から書いているブログ↓
http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/
のアクセス解析を見ていると、
ハウスメーカーの年収の記事に対するアクセスが多い。
就活している大学生が読んでいるのかな?
もしそうならGCDFキャリアカウンセラーでもある私としてはお役に立てればと思う。
とはいえ年収さえ高ければそれだけでいいというワケではないはず。
新卒で入った会社は30歳平均年収が600万円を超えていたが、
社員が1000人近くいて30歳以上の人はほとんどいなかった。
あまりに営業ノルマが厳しいため入社1年後に半分、3年後に97%退職するのだ。
しかしハウスメーカーの場合は、
年収の高さが会社の居心地の良さに比例しているような気がする。
そして居心地の良さそうな会社は営業であせって押して来ないので、
顧客満足度も高いように感じるのだ。
では、各ハウスメーカーの年収はいくらかというと、
目目目目目
ちなみにこちらが2009年度のハウスメーカー年収ランキング↓

2009平均年収.jpg
そしてこちらが3年後の
最新2012年のハウスメーカー年収ランキング

2012平均年収ランキング.jpg
データ元が違うので項目等が若干異なります。
さて、私はここに出ているハウスメーカーすべてから接客を受けている。
それも実際に家を建てる前なので1部を除きかなりめっこりキスマーク
さらに家を建ててからも各メーカー1年に1度はお客として展示場に行っているので、
その営業手法の変化を肌で感じている。
では、ランキング上位から個人的顧客満足度と年収の関係をご紹介します。

積水化学工業
非常に紳士的で筋道を立てて進める営業スタイル。
以前は熱血タイプの営業スタイルが受けたようだが、
団塊ジュニア世代が中心の最近の顧客層はそんな暑苦しいのは好まれず、
同社ような論理的な営業スタイルが受けている模様。
顧客満足度は高いはず。
そのためここ数年の業績は非常によく、年収が高いのも納得。

旭化成ホームズ(へーベルハウス)
私が家を建てた9年前は大手ハウスメーカーで唯一すべての営業担当が高いレベルを維持していた。
・ 知識が豊富
・ わからないことは後日しっかり調べて報告する
・ 言葉づかいが丁寧
(プラス私の担当は家づくりに夢を与えてくれた⇒http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2007-03-14)
当たり前のことを当たり前にできるメーカーだった。
だから年収が高いことは理解できる。
とはいえ、最近はどのメーカーも接客レベルが上がってきている。
他社との差が縮まっているのは間違いない。

住友林業
以前は「可愛がられキャラ」な人が多く、
比較的高齢の顧客に好まれるような感じだった。
そのため住宅性能の話をしてもチンプンカンプン。
ところが最近はどんな質問も答えられるシャープな印象になってきた。
木質感を活かした内外装のセンスもいい。
接客の印象は決して悪くない。
年収が高めなのは理解できる。

ダイワハウス
こちらもセキスイハイム同様に、理屈を通した紳士的な接客が印象的だった。
ただしどこか自信がないような印象の営業担当が多かった。
しかし「ジーヴォ」が発売されてからは徐々にパワーアップ。
「どんな質問でもOKです!」という意気込みが感じられる。
業績も絶好調。年収の上昇額も今回のランキングでは一番で、
3年間で50万円上がっている。

ミサワホーム
自宅新築の検討をした際、もっとも営業担当に引っかき回された会社。
現在も「この人いいわ~」ひらめき
という人と
「二度と来ないでください」ふらふら
という人がいる。両極端。
従業員数を見ると他社に比べ極端に少ない。
それは営業担当がほとんど各エリアの子会社採用だから。
営業レベルの格差はそれゆえか??

積水ハウス
年収はネームバリューの割に低い。
(それでも一般企業に比べればすごくいいけど)
業績は絶好調なのになぜ??
同社は営業担当のレベルにかなり差がある。
だから年収もかなり上下差があるのでしょう。
拙宅の場合は住宅展示場を変えて良い営業担当に出会った。
*最新の積水ハウスの仕様はこちら↓で解説しています。
http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2013-06-14

三井ホーム
平均坪単価はハウスメーカー最高の85万円。
だからどんな接客をするのかと思えば意外にタンパク。
そのためか業績も年収も伸び悩んでいる。
お金持ち向けの提案力は高いようなので、
凝った家を建てたい人の満足度は高いはず。

パナホーム
こちらもタンパクな営業スタイルが印象的。
親会社同様に元気がないのか?
私の家の家電はパナソニックだらけ。
そのため家電情報誌で検証記事を書くときは、
指定してないのにパナソニック社製が届く。
がんばってほしい。
以上のように年収の高いハウスメーカーは、
業績もよく、顧客満足度も高い傾向にある。
就活生はぜひ参考にしてほしいパンチ
(なんかこのブログの趣旨と違うオチだなぁ・・・)

最新2013年のハウスメーカー年収ランキング記事はこちら↓

コメント

  1. 最高は880万円! 大手ハウスメーカー平均年収ランキング

    年収の高さと顧客満足度は比例するのか?社員の居心地が良い会社=顧客にやさしい会社だと思う。要するに社員の気持ちに余裕があると、接客も丁寧になるはずということだ。ノルマなどに追われ余裕がないと、「自宅に来ちゃダメよ」といった翌日の朝に「来ちゃいました~」となるし、打ち合わせも遅刻連発、内容失念茶飯事となる。さらに、「さ~家が出来た。アフターよろしく~!」と思ったらまったく、さっぱり連絡なし。年賀状ぐらいはくるけど差出人は会社名で、営業マンの影なし。なんて確率が高くなる。(ちなみに今のところ我が積水ハウスは問題ありません)居心地の良さは、平均年収と平均勤続年数である程度予想がつく。そこでこのたび日経BP社より、大手ハウスメーカーの平均年収&勤続年数が発表された。結果はコレだ!↓ *あっ、全体の平均年収を入力するの忘れちゃった。大手メーカーの平均は735万円です。平均入社年齢は平均年齢から勤続年数を引いたもの。24~25歳周辺の新卒年齢に近いほど、中途採用に頼らず社員教育に熱心と予想できる。また新卒で入社した社員は愛社精神が高く、雑な仕事をする確率が低いといえるのではないだろうか。これらは3回の転職経験がある私の個人的考えだ。一番下のアーネストワンは先日紹介した「580万円住宅」の会社↓。http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2009-03-12参考までに挙げてみた。私はここに出ている大手ハウスメーカーすべてから接客を受けている。それも各3人以上の営業マンから。そのうえでこの結果はかなり意外だった。では、上位から具体的「どこが?」というと。(あくまで接客での個人的満足度を基準に書きます)。セキスイハイム論理的な営業スタイルでグイグイ押してくる感じではない。だから年収が高めなのは納得。でも1位は意外。商品は大手の中では高額ではないし、売り上げも圧倒的ではないからだ。しかも勤続年数、入社年齢ともにトップ。かなり居心地の良い会社とみた。顧客満足度もトップクラスなのでは。住友林業押しが弱く誠実なイメージ。接客の印象は決して悪くない。年収が高めなのは理解できる。しかし勤続年数が短い。平均入社年齢が27.1歳は大手ランキング中最高齢。ということは中途入社が多いということだ。ミサワホーム自宅新築の検討をした際、もっとも営業マンに引っかき回された会社↓。http://menchi-da.blog.so-…

  2. ついに900万円オーバー! 2011ハウスメーカー平均年収ランキング

    1位は不動のセキスイハイム今年も日経BP社より建設・不動産150社の平均給与が公表された。これは2011年8月末時点の有価証券報告書から抽出したものだ。2010年の記事はこちら↓http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2010-10-13150社の平均額は659万円。平均年齢は42歳だった。この数字は前年比で4万円下がり、0.3歳上昇している。そんな中、ハウスメーカーは好調の模様。結果はこのようになった↓     2011年9月 日経BP社より公表。年収は千円単位四捨五入。1位はセキスイハイムで908万円。順位は同じで金額は前年比46万円も上がっている。想像してみてください。お小遣いが46万円もアップしたら、あれ買って、これ取り替えて、あんなもの食べて……。く~~っ、しがないフリーライターにはうらやましすぎる。ちなみに前年2010年の順位&金額はこちら↓前年は軒並み、その前の年を下回っていたのに、今年はアップばかり。ダウンは住友林業だけだ。しかも下がったといっても1万円程度。一方で東栄住宅は前年比約200万円の増額。なんじゃ、1年で収入が200万円アップって。クルマ1台買えしまう。びっくり増額の東栄住宅と飯田産業は両方とも建売が中心。いわゆる広い土地を一括で購入し、分割して建売住宅を建てるパワービルダーだ。そういや最近いただく仕事には一般的な不動産会社なのに、建売や建築条件付きの物件をアピールするケースが多い。世の中のニーズは・ 条件のいい土地に・ リーズナブルな家となっているようです。*公表された150社の中には東京電力も。平均年収:761万円(前年比3万5000円アップ)平均年齢:40.9歳平均勤続年数:20.9年従業員数:3万6683人最新! 2012年ハウスメーカー年収ランキング記事はこちら↓http://iehikaku.com/article/366320783.html?1371201040

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