2020年度大手ハウスメーカー坪単価ランキング!

ハウスメーカー
もう坪100万円は当たり前!?
少々遅くなったが住宅産業新聞のデータを基に、

2020年度大手ハウスメーカー坪単価ランキングを算出した。

ちなみに2019年度のランキングはこちら↓

2019坪単価.JPG

ついに住友林業と三井ホームが坪100万円を超えた。
はたして2020年度は?

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2020坪単価.JPG

上記2社に加えて旭化成ホームズと積水ハウスも坪100万円を突破した。
棟単価にすると約4000万円ですよ……。

大手ハウスメーカー9社の平均でも93万7000円。

本ブログでは何度も書いているが、
我が家(積水ハウス)を建てた17年前(2004年)は、
平均坪70万円くらいだった。
棟単価にすると2800万円くらい。
そこから約1200万円もアップしている。
この値上がりは従来の太陽光発電システムなど省エネ設備の設置率アップに加え、
コロナ禍によって世界的に木材がひっ迫している、いわゆる「ウッドショック」が大きく影響している。
コロナ禍で停滞していたアメリカ経済が再始動し、住宅需要が急騰。
各国の木材が米国に吸い寄せられると同時にこちらもコロナ禍の影響で世界的に港湾作業員が減少し、

コンテナも不足に。
これら複数の要因で世界中の木材が値上がりしているのだ。

理由はどうであれ、
1200万円アップということは、
35年ローン(金利0.7%)なら月々3万3000円のアップ。

皆さん17年でそんなに豊かになったのだろうか?

実際、日本の平均賃金はまったく増えていない。
ちょっと古いデータになるが全労連の調査によると、
各先進国の1997年の平均賃金を100とした場合、
2016年はこのようになっている。

スウェーデン:138.4
オーストラリア:131.8

フランス:126.4

イギリス:125.3
デンマーク:123.4
ドイツ:116.3
アメリカ:115.3
日本89.7

日本だけ増えていないのだ。
仮に1997年に年収600万円もらっていたとしたら、
今のスウェーデンでは830.4万円が同等の感覚になる。
一方で日本は538.2万円だ。
そりゃー、国中の元気が無くなるわけだ。

それなのに大手ハウスメーカーの単価はどんどん上がっている。
なぜ払える?(金利は若干下がっているけど)
なぜ私たちの収入は増えない?

不思議だ。

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