ほとんどのハウスメーカーが苦戦!
大手ハウスメーカーの2015年度の業績が出そろった。
売上で言えば大和ハウスが相変わらずダントツのナンバーワンだが、
同社の強みは賃貸住宅や商業施設。
同社の強みは賃貸住宅や商業施設。
しかし、本ブログで気にするのはあくまで一戸建てだ。
販売戸数が多いということは、
没個性になるといったデメリットはあるものの、
・大量仕入れによるコストダウン
・不具合の発生も多い⇒品質向上
・クレームも多い⇒アフターフォロー体制が改善
といった好循環も生む。
そこで2015年度大手ハウスメーカー販売戸数ランキングを作成した。
ちなみに2014年度のランキングはこちら⇣
それでもって2015年度はこちら⇣
今年も1位は積水ハウス。
ダントツの1万3612戸。
とはいえ、前年比はなんとマイナス10.8%。
売れていないのはどのメーカーも同じで、
トヨタホーム以外はすべて前年比マイナス。
どこも太陽光発電システムの設置や、
高級モデルの販促で、
1戸あたりの単価は上げている。
くわしくはこちら⇣
http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2016-07-19
しかし、全体としての市場環境は厳しいようだ。
人口は減るし、空き家は増えるし、で今後はさらに苦戦するはず。
そんななか、トヨタホームに次いでがんばっているのが
旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)
マイナス幅を1.6%に留めて、
営業一人当たりの販売戸数は、
ダントツの15.5戸。
毎月1戸以上は売っていることになる。
エス・バイ・エルの5倍以上だ。
(同社の年間3戸っていうのがひどすぎるけど)
同社の営業スタイルは
理論武装&スマート
それは10年以上変わっていない。
くわしくはこちら⇣
http://menchi-da.blog.so-net.ne.jp/2007-03-14
やはり当たり前のことを当たり前にやることが大事だと、
分からされる数字でした。
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