セキスイハイムが「改正省エネ基準」対応の「ミライ・クラス」を発売

ハウスメーカー

エネルギー費用がゼロになる家

政府は2020年までに「改正省エネ基準」↓の義務化を目指している。
https://www.lixil.co.jp/shoenekaisei/a_seminar/


これは従来の断熱性能だけでなく、冷暖房・給湯などエネルギー消費なども対象とした基準だ。
つまり今までは断熱性が高ければ、設備の性能が低く電気や水をじゃんじゃん使う家でも省エネ基準をクリアできた。
しかし、2020年からは家全体として消費エネルギーが少ない、または太陽光発電などで創エネするものじゃないと認められなくなる予定。
セキスイハイムは、この「改正省エネ基準」に標準で対応した「ミライ・クラス」シリーズを7月1日から発売した。
光熱費などのエネルギー収支がゼロになる仕様を標準化した上で、「キレイな空気」と「災害時の安心」も確保。
鉄骨系(ハイム)と木質系(グランツーユー)で展開する。
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セキスイハイムHPより

おもな特長

・エネルギー消費ゼロ鉄骨系では北東北地域の次世代省エネ基準であるQ値1.9以上、木質系では北海道の同基準1.6以上に設定。
さらにHEMSやLED照明、高効率エアコン、エコキュートなどの省エネ設備と太陽光発電システムによる創エネでエネルギー消費をゼロにする。
・キレイな空気
高性能フィルター一体型の換気システムを標準搭載。花粉の99.9%以上、PM2.5でも99.9%以上を捕集可能。
・災害時でも電力を確保
停電時は、太陽光発電システムと連携した蓄電システムにより自動で電力が蓄電池に切り替わる。蓄電池の容量は5.53kWh。
*これは一般家庭で約10時間生活できる容量。
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NECのHPより

同シリーズは平成25年度ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業の補助金制度にも対応可能。
最大で350万円の補助金が受けられる。
http://www.zero-ene.jp/zeh/meti/

認定基準がかなり複雑なため、普及が難しそうな改正省エネ基準。
しかし、地球にもお財布にもやさしいことは間違いない。
セキスイハイム以外のメーカーも早く標準化してほしいものだ。

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