すでにZEHは標準仕様となっていた!
前回の記事↓でも書いたようにZEH仕様の家を建てる、
または購入するとZEH支援事業によって補助金が交付される。
https://iehikaku.com/archives/771
ZEHとは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略。
断熱性能や設備による省エネと太陽光発電システムなどによる創エネを組み合わせることで、
一次エネルギーの年間消費量を概ねプラスマイナスゼロにする住宅のことだ。
各ハウスメーカーはZEH支援事業を活用するために、
ホームページなどでZEH普及率を公表しなければならない。
ZEH普及率とは、全受注物件に対するZEHの割合だ。
なお、この普及率にはニアリーZEHやZEHオリエンテッドも含まれる。
ニアリーZEHとは、再生可能エネルギーを加えて、
基準一次エネルギー消費量から75%以上100%未満の一次エネルギー消費量を削減するZEHに近い住宅。
ZEHオリエンテッドとは、狭小地などのため屋根が小さくなるので太陽光発電システムの設置には不向きだが、ZEH基準の断熱性能と省エネ性能は有している住宅だ。
そこで2021年度のZEH普及率ランキングをまとめた。
結果はこのようになっている。
(すべて特に基準が厳しい北海道を除いた普及率)
1位:一条工務店 98%
2位:サンヨーホームズ 93%
3位:積水ハウス 92%
4位:セキスイハイム 89%
5位:住友林業 73%
6位:トヨタホーム 71%
7位:旭化成ホームズ 67%
8位:パナソニックホームズ 62%
9位:三井ホーム 61%
9位:ミサワホーム 61%
11位:大和ハウス工業 53%
12位:日本ハウスホールディングス 44%
13位:ヤマダホームズ 25%
1位の一条工務店から4位のセキスイハイムまでは、
ほとんどがZEH仕様。
これは最初に提案する標準仕様がZEHということだ。
このような背景から各メーカーの坪単価↓は、
毎年グングン上昇しているのだろう。
https://iehikaku.com/archives/101
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